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人に見られる自由帳

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1

はじめに

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

第1回

ゲーム開始 〜 パラセール入手

ゲーム開始

回生の祠という場所で目覚める

事前にゲームセンターDXで序盤の様子は見ていたので、どのような雰囲気でどんなアクションができるのか、敵から武器を奪って、鍋に火をつければ料理ができる、といったことは一応知っていました。

youtu.be

 

とりあえず宝箱から服を上下取り出して装備、外に出ます。

タイトルが表示される

目の前には広大な自然が広がる

ここから見えるすべての場所に行くことが出来ると聞いていました。右の方にローブを羽織った、ジェダイのような爺さんがいます。

プレイを始めたのが3月20日で発売から2週間以上経っていたので、Twitterで断片的な情報は少し見ていました。その中によく「タイトル出た後に目の前の崖から飛び降りたら死んだ」というのがありました。そおっと身を乗り出して崖下を覗き込んでみるとなるほど確かに落ちたらどう考えても即死する高さです。

振り返ってみると自分が出て来た穴も崖に空いていて、その崖の両脇は大した高さではない様子。「登れそうだ」と思ったので、実際に登ってみたところ、本当に登れました。走ったり崖を登る時にはライフとは違う「がんばりゲージ」というのを消費します。つまりがんばりゲージ次第で行動範囲が決まるということです。

 

始まりのイワロック

しばらくは気の向くままに走り回りました。シーカーストーンと呼ばれる端末からマップを開くことはできますが、 マップは真っ黒で自分が今いる位置と目指すべきポイントのみが記されています。そのため木の上など高いところからじっくりと辺りを見渡して行けそうなところや何か珍しいものがありそうな場所に目星をつけて自分の足でそこへ向かうということの繰り返しになります。虫を捕まえたり、鳥を弓矢で仕留めたりして素材を集めながら進み、魔物のグループ(通常は2〜4体で群れている)を見つければ、正面から殴る、火を放って野焼きしながら倒す、など自分の思いつくままに倒していきます。場合によってはそのグループの魔物すべてを倒すことで宝箱を開けるようになり、宝石をゲットできたりしました。

また、途中で崖側から遠くを眺めていると、何やら遠くに空中に浮かぶ怪しげな物体が。空中都市でしょうか(トワプリファン並推測)?

下に実際に進んだ大まかなルートを載せます(後から用意した画像なのでマップに地図情報が書き込まれています)。

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森の中にひらけた窪地が現れる

 先の画像の矢印の先を見ると森の中に木のない場所があるのがわかると思います。とりあえず歩いて行くと、突如地面から手足のついた岩の塊が姿を現しました。ゲームセンターDXにも登場していた「イワロック」です。弱点の場所は知っていたので倒そうと向かっていきましたが、全く相手の体力を削れずに断念。イワロックは接近するとその巨体を押し付けるようにして攻撃してきますが、ある程度離れると 両腕を成している巨大な岩石を飛ばして攻撃してきます。幸いにも森の中で木々がその砲撃を遮ってくれたおかげで無事に逃げ切ることができました。

不自然に咲く黄色い花を見つける

イワロックから逃げた少し先に巨木が倒れて朽ちていましたが、そこにどうにも周りから浮いている不自然な黄色い花を見つけたので、近づいてみるとバッと消えて、少し離れたところに再び現れました。それを繰り返していくと最後には何かよくわからない葉っぱの妖精のような生き物が現れました。

「コログ」というようです。このようにしてコログを見つけるとコログの木の実というのをもらえるようです(臭いらしい)。

最初にこちらを見ていた爺さんに話しかける

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どんな話をしたかはもう忘れてしまいましたが、とにかく幻聴のような声に従ってマップに示されたポイントへ向かうことに。

途中にあった水たまりに魚を見つけました。これまでのゼルダなら釣竿か瓶を使って捕まえていましたがそのような道具は持っていません。どうしたものかと近づいてみると、普通に手づかみでいけました……

途中に遺跡のようなものを発見しましたがシーカーストーンも反応せず。

 

始まりの塔,祠

とりあえず後回しにしていよいよ支持されたポイントに向かうことに。ここまででプレイ開始からおよそ2時間半。ポイントに向かうとシーカーストーンに反応する台のようなものがあったので接触してみました。

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あらゆる場所で同時に地面から塔が生える

高くそびえ立った塔の最上部で起き上がると今まで自分が走り回っていた場所が一望できました。また、自分がいる塔は「始まりの塔」というようです。塔から下りてみると先のジェダイ風爺さんが登場し、今いる地域は「始まりの台地」と呼ばれ、全周を高い崖に囲まれており、その高い崖を下って外に出て行くには「パラセール」と呼ばれる布切れが必要で、それをリンクに渡す代わりに宝を見つけろというようなことをのたまいやがりました。いずれにせよその宝とやらを見つけないと先には進めないようなのでそれらを集めることに。

先ほど反応しなかった遺跡のようなものは「祠」と呼ばれ、その中に入ると種々の「試練」を課せられ、それをクリアすることで宝(試練の証)がゲットできるようです。また、祠では初めにその試練をクリアするのに必要なシーカーストーンの拡張機能を端末にインストールできます。最初に向かった祠では「マグネキャッチ」を取得。これを使うと金属製のものならなんでも自在に動かせるようです。その後は東に向かい、「東の神殿跡」にある祠で「リモコンバクダン」(リモートで起爆する爆弾,丸型と角型がある)を入手。その神殿には妙な形の壊れたロボットのようなものが点在していて、調べると古代のバネやらネジやらが手に入りました(何に使えるのかはわからん)。しかし中には未だに動作できてリンクを捉えると首が動いてこちらをロックオンして、ありえん強く鋭いビームのようなものを撃ってくるものもいました。試しにこん棒で殴るなどしてみましたが全く効果なし。おとなしく退散です。

ハイリア山に向かう

他二つの祠へ行くためにはある程度の防寒対策が必要なようです。気温が閾値を超えて低くなると徐々にダメージを受けてしまうようです。料理に使うと防寒効果を得られる素材や虫を集めて準備を整え、いざハイリア山へ。

南東の祠で「ビタロック」(対象を一定時間固定し,その間に撃力を与えるとそのベクトルが合算されていき,固定が解かれた瞬間に蓄積されたそれが一気に反映される)を入手。その後ハイリアさんを超えて4つ目の祠に行こうとしましたがあまりに険しく断念し、下に示したルートで向かいました。川はイカダを利用して渡ります。

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4つ目の祠では「アイスメーカー」(水のある場所に氷柱を作り出せる,同時に3本まで)を入手。祠を出ると爺さんがやってきて(何故か曖昧な表現で)落ち合う場所を指示してきました。集合場所である時の神殿に向かいます。

光が降り注ぐ女神像

これまでにも一度通りすがりに時の神殿をチェックしましたがその時には特に何もおかしいことのなかった女神像に光が降り注いでいたので近づいてみると、試練の証4つと引き換えにライフもしくはがんばりゲージを増やせるとのこと。現状としてライフはハート3つでも特に困らなかったので、行動範囲を広げるようにがんばりゲージを増やしてもらいました。その後、爺さんが待つ時の神殿の上部へ向かいました。

爺さんの昔話

そこでジェダイ風爺さんから色々と衝撃の事実が明かされます(細かいことは忘れましたがおおよそリンクの過去の話とか爺さんがかつてハイラルの王だった話とか100年前にハイラルガノンによって支配された話とかでした)。そして約束のパラセールを入手。ついに絶壁を下りて他の地域へと向かえます。

 

次回に続く:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 2 - 自由帳

 

おまけ