自由帳

人に見られる自由帳

slとpyonpyon

概要

今使ってるMacBook Airでslを叩いても機関車が走らなかったのでslを入れました。

ついでにチノちゃんも。

しかし30分ぐらいかかってしまったうえに、「そういえば新しいpc使うたびにいつも同じこと調べてるな」となったのでこの際にまとめておこうと思い、忘備録としてこの記事を書きました。

 

注意

僕はエンジニアでもなんでもない普段コーディングなんてほとんどしない素人です。そのため内容もかなり適当です。僕みたいな情報系じゃないけど面白そうだからsl走らせたいという人のためにはなるかも。

あと僕の環境はmacOS Sierra 10.12.3です。

 

はじめに

新しいpcを手に入れてまず最初にやることといえば、そう、環境構築ですね。

使い慣れた環境を取り戻す、あるいはマシンを新しくするのをきっかけにこれまでとは異なる環境にしてみたりと、人によって様々だと思います。

稀に環境構築が楽しいという人もいるようですが多くの場合そうではないでしょう。

HomeBrewを導入したり、お気に入りのエディタをインストールしたり、slを走るようにしたりと、やることがたくさんあるのでなかなか大変です。

その度にslとpyonpyonの入れ方を調べていては時間がかかってしょうがないので一度まとめておこうと思いました。

 

slとは

僕は普段コマンドラインでゴリゴリ作業する人間ではないのですが、コマンドラインでゴリゴリする人は日常的に "ls" というコマンドを利用しています。

これは今参照しているディレクトリに存在しているファイル一覧を表示してくれるコマンドです。僕は基本的に使いません。

しかし焦ってタイプした結果間違えて "sl" と打ち込んでしまうことがよくあるようです。通常ではそのような存在しないコマンドを入力すると、

-bash: sl: command not found

というふうに味気ないメッセージが表示されますが、slを導入してあれば、

実際にターミナルをSLが走り抜け、我々を楽しませてくれます。

pyonpyonとは

ご注文はうさぎですか?というアニメがあります。

あるタイプの人間は長らくこの作品に触れていないと場合によっては "ls" と間違えて "pyonpyon" と入力してしまうことがあるようです。

この時もslと同様に

-bash: pyonpyon: command not found

と表示されますが、ここでpyonpyonを導入していれば、

チノちゃんがコーヒーを淹れてくれます。これは導入するしかない。

導入方法

sl

slの導入は極めて簡単です。

HomeBrewが使えるようになっていれば

$ brew install sl

で終了です。これで

$ sl

と入力すれば

f:id:mitchy-w:20171229144919p:plain

このようにSLが走ります。

ちなみにこのようにslを導入するとユーザフォルダの下に "sl" というフォルダが作成されます。

それと同時にslの実行ファイルのシンボリックリンクがbinに作成されます。

$ which sl
/usr/local/bin/sl

Finderでも確認してみます。

Finderのメニューバーの "移動" から "フォルダへ移動…" を選択し、

/usr

と入力して移動すると通常Finderでは表示されないユーザーライブラリフォルダを参照できます。

f:id:mitchy-w:20171229150445p:plain

↑いました

ちなみに当然ですが /usr/local/bin にパスが通ってないと "sl" と入力してもslのシンボリックリンクを見つけてくれません。
僕も以前はよくパスに苦しめられていましたが、記事の最後に紹介するページなどを参考にして戦ってきました。

pyonpyon

pyonpyonはこちらからダウンロードなりgit cloneなりで持って来ます。

github.com

ただ、僕はgitにそこまで慣れていないので基本的にダウンロードして来ます。

ダウンロードしたファイルをslと同様にユーザフォルダの下に移します(名前を "sl-pyonpyon" にしています)。

ターミナルで

$ cd sl-pyonpyon
sl-pyonpyon$ make

としてmakeして実行ファイルを錬成。pyonpyonもslと同様にしてシンボリックリンクを /usr/local/bin 以下に作成します。

$ sudo ln -s /Users/ユーザフォルダ/sl-pyonpyon/pyonpyon /usr/local/bin/pyonpyon

これで準備完了。

$ which pyonpyon
/usr/local/bin/pyonpyon

となるはず。あとはpyonpyonするだけです。

おわりに

アドベントカレンダーは今から書きます。年内にはなんとか。