自由帳

人に見られる自由帳

slとpyonpyon

概要

今使ってるMacBook Airでslを叩いても機関車が走らなかったのでslを入れました。

ついでにチノちゃんも。

しかし30分ぐらいかかってしまったうえに、「そういえば新しいpc使うたびにいつも同じこと調べてるな」となったのでこの際にまとめておこうと思い、忘備録としてこの記事を書きました。

 

注意

僕はエンジニアでもなんでもない普段コーディングなんてほとんどしない素人です。そのため内容もかなり適当です。僕みたいな情報系じゃないけど面白そうだからsl走らせたいという人のためにはなるかも。

あと僕の環境はmacOS Sierra 10.12.3です。

 

はじめに

新しいpcを手に入れてまず最初にやることといえば、そう、環境構築ですね。

使い慣れた環境を取り戻す、あるいはマシンを新しくするのをきっかけにこれまでとは異なる環境にしてみたりと、人によって様々だと思います。

稀に環境構築が楽しいという人もいるようですが多くの場合そうではないでしょう。

HomeBrewを導入したり、お気に入りのエディタをインストールしたり、slを走るようにしたりと、やることがたくさんあるのでなかなか大変です。

その度にslとpyonpyonの入れ方を調べていては時間がかかってしょうがないので一度まとめておこうと思いました。

 

slとは

僕は普段コマンドラインでゴリゴリ作業する人間ではないのですが、コマンドラインでゴリゴリする人は日常的に "ls" というコマンドを利用しています。

これは今参照しているディレクトリに存在しているファイル一覧を表示してくれるコマンドです。僕は基本的に使いません。

しかし焦ってタイプした結果間違えて "sl" と打ち込んでしまうことがよくあるようです。通常ではそのような存在しないコマンドを入力すると、

-bash: sl: command not found

というふうに味気ないメッセージが表示されますが、slを導入してあれば、

実際にターミナルをSLが走り抜け、我々を楽しませてくれます。

pyonpyonとは

ご注文はうさぎですか?というアニメがあります。

あるタイプの人間は長らくこの作品に触れていないと場合によっては "ls" と間違えて "pyonpyon" と入力してしまうことがあるようです。

この時もslと同様に

-bash: pyonpyon: command not found

と表示されますが、ここでpyonpyonを導入していれば、

チノちゃんがコーヒーを淹れてくれます。これは導入するしかない。

導入方法

sl

slの導入は極めて簡単です。

HomeBrewが使えるようになっていれば

$ brew install sl

で終了です。これで

$ sl

と入力すれば

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このようにSLが走ります。

ちなみにこのようにslを導入するとユーザフォルダの下に "sl" というフォルダが作成されます。

それと同時にslの実行ファイルのシンボリックリンクがbinに作成されます。

$ which sl
/usr/local/bin/sl

Finderでも確認してみます。

Finderのメニューバーの "移動" から "フォルダへ移動…" を選択し、

/usr

と入力して移動すると通常Finderでは表示されないユーザーライブラリフォルダを参照できます。

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↑いました

ちなみに当然ですが /usr/local/bin にパスが通ってないと "sl" と入力してもslのシンボリックリンクを見つけてくれません。
僕も以前はよくパスに苦しめられていましたが、記事の最後に紹介するページなどを参考にして戦ってきました。

pyonpyon

pyonpyonはこちらからダウンロードなりgit cloneなりで持って来ます。

github.com

ただ、僕はgitにそこまで慣れていないので基本的にダウンロードして来ます。

ダウンロードしたファイルをslと同様にユーザフォルダの下に移します(名前を "sl-pyonpyon" にしています)。

ターミナルで

$ cd sl-pyonpyon
sl-pyonpyon$ make

としてmakeして実行ファイルを錬成。pyonpyonもslと同様にしてシンボリックリンクを /usr/local/bin 以下に作成します。

$ sudo ln -s /Users/ユーザフォルダ/sl-pyonpyon/pyonpyon /usr/local/bin/pyonpyon

これで準備完了。

$ which pyonpyon
/usr/local/bin/pyonpyon

となるはず。あとはpyonpyonするだけです。

おわりに

アドベントカレンダーは今から書きます。年内にはなんとか。

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 8

はじめに(いつもの)

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

前回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 7 - 自由帳

 

第1回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1 - 自由帳

 

第7回の補足

ゴロンシティ近くの赤い岩盤でしたが、ゴロンシティでリサーチをした結果トンネルを掘っていたゴロン族の兄と話をした結果フラグが立ち、イベントが発生しました。

 

そこからしばらく坂を下ったところにある「ロース岩」を運んできてくれとのこと。魔物を倒しながら運んでやると、

 

 

無事に岩盤は突破され、奥にはちゃんと祠がありました。

 

第8回

リトの村 〜 アッカレ地方探索

 

テバ

次に解放すべき神獣はヴァ・メドーというようです。巨大な鳥のような姿をしていて、リトの村の上空を旋回しており、近づくものに攻撃をするようです。族長に話を聞くとテバというリト族の男が神獣を攻略しに行ったものの返り討ちにあい、今は次の攻撃に向かうための準備をしているので彼を手伝ってほしいとのこと。どこにいるのか聞いて回ります。

途中リトの村の中心にある岩の塔に登ってみると、

 

普通に橋がありました。その方向へ村から進んでみます。

 

いやさっきいませんでしたけど!? どうやら神獣ムービーを踏まないとフラグが立たないようです。ということでまた飛行訓練場に向かいました…… が、なんとそれらしき人物はいません! なぜだ……

どうしようもないのでもう一度リトの村に戻ってリサーチ。するとテバの奥さんがいたので(テバは妻子持ち)話しかけてみます。

 

 

妙に厳重なフラグ管理。このゲームではかなり珍しいと思います。

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↑このイケメンがテバさん

 

というわけでテバと合流。そしてすぐに神獣へ向かうことに。早くない?

特に必要なアイテムも無さそうだったので言われるがままに神獣へ。テバに乗せてもらい上空へ。

 

神獣:ヴァ・メドー

ヴァ・メドーはシールドで全体を覆っているため、まずはそのシールドジェネレータを破壊しなくてはなりません。しかし同時に砲台から狙撃もしてくるのでテバが囮として攻撃を引きつけ、その間にリンクがバクダン矢でジェネレータを破壊するという算段。

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↑こんな感じ,エスコン

 

砲台を破壊するとテバは負傷により離脱。あとはいつも通りワンマンで神獣解放です。

 

今回の神獣はギミックを理解するのに少し時間がかかりましたが一度理解してしまえばそれほど難しくなかったですね。順調に進み、カースガノン戦です。

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風のカースガノンは遠くからガーディアンのようなレーザーを撃ちつつ、近づくとつむじ風を発生させこちらの攻撃を妨害してきます。バクダン矢でヘッドショット → 怯んだところに溜め攻撃+ウルボザの怒りという具合で攻めていきます。

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ある程度ダメージを与えるとファンネルのようなUAVを飛ばして全方向からレーザーで攻撃してきます。とにかく走ってかわす。隙を見てヘッドショット。その繰り返しでした。

炎のカースガノンより手強かったですがクリア。

 

リト族の英傑リーバルからリーバルトルネード(どこでも上昇気流)を授かり、神獣を後にします。

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↑やっぱりバックショットが一番かっこいいんすわ

 

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↑折れそう

 

リトの村に戻ってみると、どうやらテバは無事だったようです。

 

リトの村イベント回収

神獣を解放したので周辺を散策しつつミニチャレンジを回収していきました。

以下ダイジェスト。

 

 

 

 

その後この地方の塔を起動しに南下しました。

 

ガノンの呪いによって覆われてこの有様。これはひどい

塔の上から周囲を見渡してみると何やらケバいものが……

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ということで三人目の大妖精です。

 

再びのアッカレ地方

ここまで来て全体のマップを見てみると、なんとなく右上が寂しい感じ。

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前回アッカレ地方を訪れた際には塔を起動していなかったので地図が書き込まれていないんですね。ということでマップの右上を埋めるためにアッカレ地方へワープしました。

前回アッカレ地方で見つけた馬宿(第6回参照)から馬に乗って南下して行きます。途中で色々と散策。

 

↑とりあえず中心に向かったところ祠があるようでしたが起動させる玉がありませんでした,ひとまず後回し

 

アッカレ地方にはもう一つ馬宿がありました。広いんすねぇ。

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そこからすぐ南に塔が見えていたので直行。するとそこはかつての砦だったようです。

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↑何やら物騒な雰囲気

 

実際にドローンやら魔物やらがうようよいました。しかも塔の周囲はまたガノンの呪いに追われているという始末。

 

結局1時間以上かけてようやく塔に登れました。

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その後さらに南下して探索。とにかく雨が多いので行動がかなり制限されてしまい(雨が降っていると崖を登ることができないので下る一方に)、早速リーバルトルネードのお世話に。

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↑これはとうとう最後の……

 

 

とりあえずこの大妖精に会えるのは当分後になりそうです。

 

この地方は面白い地形が多いですね。

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東の崖から何やら島々が見えます。何やら細い橋によって結ばれた島々が地図の外側にあるようでした。気になるので向かうことに。

 

一通り巡ってみましたが祠があったぐらいで他には特にイベントはなかったです(絶対何か見落としてそうですが)。

とりあえずしらみつぶしに足を運んでいないところを進んでいくと祠起動用の玉が。

 

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↑ここまでの道程

 

また、前回アッカレ地方に来た際に、アッカレ地方北部の馬宿にいた警備兵から「不審者が夜に魔物ショップを開いている」という話を聞いていたのを思い出しました。実際に探してみたところ、アッカレ地方北西のドクロ池に現れるようです。そこには以前一度行っていましたがその時は昼間でした。もう一度行ってみると確かに何やら怪しい屋台が……

その時には何も売ってくれませんでしたが日と場所を改めてもう一度店を開くとのこと。指定された場所へ行くと今度は売ってくれました。

↑魔物のマスク,気づかれにくいとは

 

一度は諦めたゾーラの里へ,リベンジ

アッカレ地方もおおよそ巡ったのでそのすぐ南に位置する地方へ向かい、最後の神獣を解放することにしました。もう随分と前の話なので皆さんお忘れでしょうが実は一度ゾーラ族とは会っていて、ソーラの里にも向かおうとしていました(第3回参照)。当時は道中にいた魔物にワンパンされてやる気を失い逃げてしまいましたが、今となっては3人の英傑の加護を受けている身。さすがに大丈夫だろうとリベンジしに行くことに。

アッカレ地方から南下して行こうかとも思いましたが、高い崖と雨天に行く手を阻まれたのでかつてクリアした祠から目指すことに。

↑マモノショップでゲットしたマスクを装備,姿勢もそれっぽく

 

↑効果絶大

 

そして……

 

次回に続く

 

おまけ

 

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 7

はじめに(いつもの)

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

前回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 6 - 自由帳

 

第1回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1 - 自由帳

 

第6回の補足

第7回の前に前回の補足をいくつか

 

赤い岩盤

神獣を解放したのちにしばらくゴロンシティ周辺の祠などを探索しているとトンネルのようなものを見つけたので中に入ってみると、ゴロン族が一人で固い岩盤を掘り進もうとしていました。彼が言うには「この先に勇者の秘密がある」とのこと。どうやらその先に祠があるようです。しかしどうやってもその赤い岩盤は崩せなかったので一旦後回しにしました。

 

第7回

ゴロンシティ 〜 リトの村

ゴロンシティから西へ

神獣:ヴァ・ルーダニアを解放したので次の目的地を決めることに。前回はゴロンシティの北から東へ進んだので今度はゴロンシティの北から西に向かうことにしました。西側の地図はゴロンシティに入る前にアップデートできているので(第5回参照)気も楽でした。 ライネルを避けつつコログの実を回収しながらしばらく進んでいくと何やら黒いモヤに包まれたような場所が。

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↑ヤバそう

 

明らかに飛び込むとまずいことになりそうなので一度北側から迂回して西へ向かうことにしました。すると何やら遺跡のようなものが……

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道のように続いているのでそれに従って進んでいくと

 

黒いモヤに包まれた場所の入口へとつながっていました。意を決して中に入ってみると……

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中は完全に真っ暗。入口の燭台に灯された火を松明に移してそれを頼りに迷路のように入り組んだ遺跡を探索し、祠を見つけなければいけないようです。

前回挑戦したローメイ島の巨大迷路とはまた違った面白さがありました。なんとか暗闇の迷路を突破し最後にいたヒノップス(一つ目のめっちゃでかい魔物)をウルボザの怒りを駆使して倒すと祠を起動させる鍵がゲットできました。それほど難しくはなかったですね。

 

ハイラルの端へ

暗闇の試練を突破した後、そこから真西に高い峠があったのでそこを登ってあたりを確認してみることに。

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↑ここまでの道程

 

南東にはハイラル大森林が広がっています。

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こちらは霧が立ち込めている

 

そしてちょうど北のほうを見てみると……

 

どう見ても迷路です。本当にありがとうございます。しかし今度は地続きになっているので行きやすそうです。

その西側を見てみると雪原が広がっていました。

 

ゴロンシティで身を焦がしたあとは雪山で凍えなければいけない様子。幸い馬宿がわかりやすい場所にあったのでとりあえず北西を目指すことに。

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とはいえやはりここは勇者。馬宿に向かうより先に迷路を目指してしまいます。勇者なので。

迷路から西側にしばらく行った場所にある祠をクリアしていざ迷路へ。

 

今回はローメイ島のそれよりも幾分か楽でした。ガーディアンがいないのは最高。迷路も比較的単純な作りでした。

迷路をクリアしたので馬宿に向かいそこから馬でさらに西へ向かい、この地域の地図情報をアップデートするために塔を起動させます。

この地域の塔は根元を大きな氷塊が囲んでおり、火を近づけるなどして解かさなければなりません。そこで便利だったのが "火炎の槍" 。この武器は槍の先に炎の力が込められており、突いたものを燃やす効果がありますが、先端は常にあったまっているのでそれを手に持って近づくだけで氷が解ける解ける。しかも槍なので背負っていても先端の炎は消えません。つまり……

 

体を温める薬を飲む代わりに槍を背負うだけで耐寒効果を得られるという神アイテムなのでした。

 

↑塔を起動させると時のムービーは毎回ワクワクしますね。

 

塔を起動させたのでハイラルの北西の端を目指しつつ探索を続けました。結局満足してこの雪山から出るまでに10時間以上はかかりました。この地域の祠はどれもかなりわかりにくい場所にあり、探すのにも一苦労でした。特に川岸付近では4時間ほどさまよっていました。

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↑ここまでの道程

 

南下,リトの村へ

その川を南に進んでいくと徐々に空を漂う次に解放する神獣の姿も顕になってきました。

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↑鳥,第1回で天空都市かと思ってたのが懐かしい

 

しかし中々晴れることがなく視界が悪いため南に進みつつ右往左往。しばらく彷徨うと何やら灯りが!

 

飛行訓練場ということはいよいよ次の目的地が近いのでしょうか? しかし依然として雪山の中です。上の画像にもあるように的のようなものがたくさん設置されており、常に強い上昇気流が発生しているので、パラセールで飛びながら全て的を壊してみることに。それで祠が出るかもしれません。

しかし全て破壊したところで何も起きず……

そんなふうに遊んでいると雪が止み晴れました。すると……

 

高い塔のような岩山とその根元に人の気配! 一目散にそこを目指して行きました。

 

北側から西へ回り込みながら近づいてみるとその岩の塔は完全に周囲から孤立しており、周りは湖のようでした。そのため湖の中にある他の高い岩の塔に一度飛びつき、そのてっぺんまで登り、再度滑空して行かなければならないと判断。

↑他の高い塔から,祠めがけてダイブ!

 

慎重にパラセールで飛び降りていくと鳥のような姿の人が。

そして着地した瞬間……

 

3体目の神獣のムービースタート。

 

ということで無事にリト族の故郷、リトの村に到着。

 

次回に続く:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 8 - 自由帳

 

おまけ

 

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 6

はじめに(いつもの)

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

前回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 5 - 自由帳

 

第1回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1 - 自由帳

 

第5回の補足

第6回の前に前回の補足をいくつか

 

青い龍

前回、ガノンの呪いから解放した青い龍ですが、名をネルドラと言いました。泉を解放するためにはネルドラの体を矢で射抜き、落ちたウロコを捧げるという手順が必要でした。

 

第6回

山麗の馬宿 〜 神獣:ヴァ・ルーダニア

 

灼熱行軍

 

装備や服が燃え始めて当然ながらダメージも受けるようになってしまったので急いで退避。手持ちの装備や薬ではどうしようもないのでとりあえずデスマウンテン周辺を回ることに。しばらく東へ行くと馬宿を見つけました。馬宿でいろんな人から話を聞くとある女性から「デスマウンテンに普通の装備で行くのは無理。せめてこれ飲んでけ。」と「燃えず薬」というのをもらえました。これを飲めば(どういうわけか)身体が燃えなくなるようです。

馬宿で発生した祠チャレンジをクリアしたのち、いざデスマウンテンへ。

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ゴロンシティまで行けば暑さ対策はなんとかなるということなので手持ちの燃えず薬が尽きるまでの時間との戦いでした。とにかく走る。魔物は無視。途中に採掘場があり、そこにいたハイリア人に「トカゲを10匹集めてきてくれたら耐火服をあげる」と言われましたが手持ちの薬があるうちに手配できる保証はないので無視してとにかく前進。さらに道中には脚の生きているガーディアンやイワロックの亜種であるマグロックなどが待ち構えており、頭上からは噴石が降り注ぐというひどくシビアな障害物競走といった情勢。

 

そしてムービーが入り2体目の神獣の登場です。トカゲみたい。

 

そうしてどうにかゴロンシティに到着。溶岩が流れる上に作られた街のようで、常に燃えず薬を飲んでおくか耐火服を着ていなければならず料理の素材も外に出すだけで焼けてしまいました。街を散策すると服屋があったためそこで耐火服を購入。なんとかまともに活動できるようになりました。

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↑ここまでの道程

 

ゴロン族の長に話を聞く必要がありましたがとりあえずは周辺を散策。北進するとそこにも採掘場がありましたが閉鎖されていました。しかし気になるので入ってみると大砲のようなものが。どうやらリモコン爆弾を中に入れて起爆させると砲弾が発射される仕組みのようです(トワプリでもあったやつ)。大砲をぶっ放して魔物を殲滅しながら進んで行くと倉庫のようなものがあり、中には武器などがありましたが、他に特に面白そうなものもなくゴロンシティに戻って長の話を聞くことに。

長の話を聞くとどうやら「ユン坊」というゴロン族が痛み止めを取りに、先ほどまでいた倉庫に取りに行ってから帰ってこないので様子を見てこいとのこと。二度手間!

もう一度行ってみるとなぜか倉庫に閉じ込められていたので大砲の一撃で解放。ユン坊によると長が褒美をくれるはずらしいのでまたゴロンシティに戻ってくれという。しかし、折角ゴロンシティの北のほうまで来たのでもっと北に進んでみようと思い、とりあえず北東の方を目指すことに。

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 ↑声が高い(伝わらない)

 

寄り道の始まり

パラセールで火山帯を抜けるとハイラルの北の端でした。また、この辺りで眼下をゆったりと飛んで行く、ネルドラに似た赤い龍を見ました。今度は呪われていないようです。

続けて望遠鏡であたりを見ていると筒状の崖の上に祠が。

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そこはゴロン族が修行の場として利用している「根性ガケ」というところで、ガケ登り試練をクリアしないと祠には入れてくれないとのこと。しょうがないのでわざわざ下まで降りて再び登ることに。しかし思ったよりあっさりとクリアできました。

そのままハイラルの北端を東に進んで行くと何やら遠くに怪しげなものが……

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↑どう見ても人工的

 

気になるのでさらに東に進んで行くことに。すると徐々に岩肌がむき出しの地形から草原へと周囲の景色が変わっていきました。新しい地域へ入ったようです。つまりまた真っ暗な地図上を進む旅の始まりです。

 

アッカレ巡り

馬宿は南の方にあり、割とすぐに見つかったので一安心。この地方はアッカレ地方というようです。そして早速、先に見つけた謎の直方体構造物を探しに再度北上します。

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↑アッカレは穏やかな地域,雨が多い

 

北部には高い丘があり、ガーディアンや魔物達を避けながら進んで行くと何やら身に覚えのある雰囲気の建物が……

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アッカレ古代研究所(以後rbr研)でした。中にはロベリーという研究者が。pra研で話に出ていたもう一つのラボはここにあったのですね。さらに、ここからなら謎の直方体にもパラセールで届きそうです。rbr研では古代兵装の研究をしているそうで、古代武器を作ってもらえるようです。雨の降る中、随分離れたかまどから青い炎をラボまで運んでくるチャレンジ(これはpra研と同様)を達成したのち、いざ謎の建造物へ。

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パラセールで飛んで行くとそこはローメイ島という島で、その名の通り島全体が迷路になっていて、祠がゴールになっているようでした。しかしめちゃくちゃ広い上にガーディアンやドローンのような古代兵器が巡回する中を進まなければならず、しかも周囲から独立した壁によっても迷路が構成されているエリアが存在するという構造のせいで、壁沿いに進み続けてゴールを目指すという探索方が通用しません(1敗)。結局1時間ほどかけて地道に歩き続けてようやくクリア。

とりあえずrbr研に戻り今度は南方を探索することに。

馬宿にガンギス(ゼルダとの記憶思い出しヒント提供おじさん)がいたので話を聞くとこの近くに二つ目の泉があり、そこがスポットになっているとのことでした。実際、馬宿の西の方に大きく窪んだ地形があり、中を覗き込んでみると泉のようなものが。

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行ってみるとそこには確かにゼルダとの記憶を思い出すスポットが。記憶を一つ取り戻した後、女神像をチェックすると「オルドラのウロコ持って来て」と一蹴。オルドラってなんやねんと思いましたがおそらく道中目にしたあの赤い龍だろうと思い、再びデスマウンテンの方へ向かって西へ西へ。

しかしどのタイミングでオルドラと遭遇するかはわからないのでしばらく散策することに。

巨大な生き物の化石を住処にしている魔物にちょっかいをかけながら歩いて行くとそこには奴が……

ケンタウロスのような見た目をした魔物、ライネルです。ばったり出くわしたような状況だったので本当にびっくりしました。近くに岩がいくつか転がっていたのでとにかく見つからないようにそぉーっと距離を取るように移動を開始。その時でした。突如周囲に上昇気流が発生し始め、何やら周囲の雰囲気が一変。ライネルの次は何かと振り返ってみるとすぐ真上をオルドラが通過していったのです。あまりの美しさに呆然としてしまいましたがハッと思い出しすかさず弓矢を放ち、ウロコを確保しました。

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↑スクショするのも忘れそうになる迫力

 

無事にウロコを祭壇に捧げて泉を復活させ、途中に見つけた祠をいくつか訪れた後、さすがにそろそろゴロンシティに戻ろうと思い、アッカレ探索を中断。長い寄り道でした。

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↑ここまでの道程

 

神獣:ヴァ・ルーダニア

ゴロンシティに戻りワクワクしながら長に褒美をもらいに行くと渡されたのは燃えず薬でした。……はーつっかえ。

そしてそのまま成り行きで、デスマウンテンで暴れている神獣:ヴァ・ルーダニアを沈めに行くことに。

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↑めちゃくちゃカッコイイ

 

作戦はこう。ユン坊を砲弾にしてルーダニアに撃ちまくり火口へ落とす。そこへリンクが乗り込む。作戦とは。

とはいえ砂漠での神獣解放に比べるとかなりあっさりしており、神獣に乗り込んだ後も含めてむしろ物足りないぐらいの印象でした。

そして前回同様、炎のカースガノン戦に突入!

 

こうしてめでたく神獣を解放。

 

また、今回はダルケルの護りという英傑ダルケルの能力を取得。相手の攻撃を完全に防いでくれるものですが、一度使い切るとチャージにかなりの時間を要するようです。

砂漠では雷鳴の兜を獲得するためにさらに走り回りましたが、今回はそのようなイベントも無いようでした(気づいてないだけかも???)。

今度はデスマウンテンから北西を目指します。

 

次回に続く:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 7 - 自由帳

 

おまけ

 

 

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 5

はじめに(いつもの)

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

前回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 4 - 自由帳

 

第1回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1 - 自由帳

 

第4回の補足

第5回の前に前回の補足をいくつか

 

ゲルド砂漠

砂漠で基本何もないです。時折砂嵐が発生し、その中に入ってしまうとマップが砂嵐になりワープもできず視界はゼロという絶望的な状況になってしまうので絶対に入らないように気をつけて移動しなければなりません。

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↑ゲルド砂漠,写真中央右寄りに見えるのがカラカラバザール,奥にあるのがゲルドの街です

 

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↑カラカラバザール,朝はまだ涼しい

 

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↑ゲルドの街,見張りがいます,青いタイルが涼しげ

 

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↑ゲルドの街内部中央広間,いろんなものが売っています

 

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↑ゲルドの街を上から見たショット,水道が屋根の上を通っているので日光による室内温度上昇をある程度緩和できていそうですね

 

第5回

ラネール山 〜 デスマウンテン

 

ラネール山

以前にハテノ山で女性から「ラネール山の三本杉を重ねて背にしてhogehogeすると祠があるかもよ」的なことを言われていたのでそれを見つけにラネール山へと向かいました。しかしラネール山は標高も高く、通常の耐寒装備では足りず、耐寒服+耐寒薬という二重のケアをしなければ先に進めないため、また入念な準備をして挑みました。幸いそれほど強い魔物もおらず比較的スムーズに登山。砂漠での成長を感じられました。

その祠はすぐに見つかったのでついでにラネール山の山頂アタックを開始。がんばりゲージと薬の残量との戦いでしたが無事に登り切るとそこには……

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山頂には女神像のある神殿とガノンの呪いによっておぞましい姿になった龍が。ガノンの呪いから解放するには3つの呪いのコアのようなもの(ゼルダおなじみの目玉です)を潰せば良いらしいので弓矢で射抜いてみると、龍は暴れて空を飛び始めました。雪山を走って追いかけ、パラセールで飛びながら弓矢でコアを撃ち抜くというアクション。うまくいくととても気持ち良いです。無事にすべてのコアを潰すと龍は復活してこの地域の周囲を巡回し始めました。何かリンクに力を授けてくれるのかと思いましたがそういうわけではないようです。

 

↑西側から見たラネール山の山頂,右に見える三本の木が三本杉

 

ラネール山周辺は一通り回ったので次にpra研から見えた島へ向かうことに。pra研の東側は崖になりそのまま海岸になっています。ちなみにこの海岸ではカニが多く取れました。筏に乗って島へ向かうとそこには祠があり入ってみると「力の試練:極位」という、今までにないタイプの試練でした。中にはこれまでにも何回か登場した小さいロボットが。しかし体力は2000とかなりタフ(前回のカースガノンは800らしいです)。三本の腕にはそれぞれ異なるタイプの武器が装備されており、様々な攻撃を繰り出してきます。多くの盾と剣を失いながらもどうにか突破すると宝箱からはダイヤモンドが! これは嬉しいです。

 

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↑ここまでのルート。

 

森の馬宿

しばらくメインチャレンジから離れていたのでそろそろ次の神獣開放へ向けて動きだそう思いましたが、あと3つある目的地のうちどこに行こうかと迷いました。とりあえず3つとも北部にあるので北部中央に見える塔を起動させてそのマップを更新すれば道筋が見えるのでは? と考え、カカリコ村から北進することに。祠をチェックしつつ北進し塔を目指していくとその途中に馬宿が。

 

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この時もひたすら真っ暗なマップの中を孤独に走っていたのでやはりとても安心しました。そこからこの地域の塔はすぐ近くで、とりあえず行ってみると少し面倒な感じでした。具体的には魔物達がうようよしている沼地の中に塔があり、近づくためには魔物達の中に分け入って行かなければなりません。おまけに雨が多く、塔を登るのも少しの晴れ間を狙って行かなければならないという様子。結局この塔に登るために1時間ぐらいかかりました……

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↑起動前の外観,ハイラル城のすぐ近く

 

コログ

この塔にワープできるようになったところで、この頃大学の先輩から「コログのミでポーチ拡張できるよ? カカリコ村に行く途中になんか変なのいなかった?」と言われたのを思い出しました(以前の記事のように北側からカカリコ村に向かって行ったので出会うはずもなく)。双子馬宿からカカリコ村に向かう道をじっくり進んで行くと……

↑いた

 

見た目にそぐわない甲高い声でキュルキュル喋りますが、ここまで集めてきたコログのミを渡す代わりに武器ポーチを拡張してくれるようです。とりあえず持てる武器の数をいくつか増やしてもらうと彼(彼?)はどこかへ消えてしまいました。

 

デスマウンテン

先に起動した塔から最も近く行きやすいメインチャレンジの目的地が赤く燃える火山、シリーズおなじみのデスマウンテンの方にあったのでそこへ向かうことに。なだらかな傾斜が続く地形であるので比較的移動はしやすく、魔物もよく見えるので避けやすかったです。 

この地域の塔もすぐそばにあったためまずはそこに向かって地図を拡張。塔からは直接は目的地が見えなかったのでパラセールで滑空しつつ歩いて近づいて行くと……

 

服と装備が燃えました。

 

次回に続く:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 6 - 自由帳

 

 

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 4

はじめに(いつもの)

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

前回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 3 - 自由帳

 

第1回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1 - 自由帳

 

第4回

ゲルドキャニオン 〜 雷鳴の兜 獲得

 

ゲルドキャニオン

ラネール山周辺の散策は諦め一転して始まりの台地以西の地域へ向かうことに。赤土に覆われた地域へ向かうとそこは深い谷が続き、その合間に魔物達が点在しているといった場所でした。適当にやり過ごして行くと新しい馬宿を発見。どうやらこの谷はゲルドキャニオンと言うらしくゲルド人もちらほら。

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↑ゲルド人特有の挨拶 

 

しばらくその周辺を散策。。しかし崖はなかなかに険しく登るのもかなりリスキーだったのでおとなしく西へ向かうことに。馬宿には以前にゼルダとの思い出の地を教えてくれたガンギスがいたので再び話しかけると今度は別の写真を見て「これはすぐ近くのカラカラバザールだ」と教えてくれました。とりあえずそこを目的地として出発。

 

カラカラバザール

砂漠では馬は走れないようで砂に足を取られながらも踏破しなければなりません。さらに砂漠では、昼間では気温が上がり通常の装備では徐々に体力を奪われ、夜になると気温が下がりこの場合も通常の装備では体力を奪われます。手持ちには体を温める効果の薬しかなかったので魔物に襲われる危険を犯して夜に移動することに。

魔物と戯れながら進んで行ったためカラカラバザールに着く直前に太陽が登ってしまいましたがどうにかしのぎ切りました。そこはオアシスのようになっていて水辺の周りに人々がお店を開いている市場のようでした。ちなみに日中の高温は水に入ることである程度緩和できました。記憶をまた一つ思い出したので人々に色々と話を聞くことに。また、市場では体温を下げる薬の材料もあり、しっかりとそこで準備を整えました。さらに砂漠を進むとゲルドの街というのがあるらしくそこへ向かうことに。しかしそこは男子禁制らしいですがとりあえす向かうことに。

しばらく進むと何やら地響きが。ガノンの影響か、砂漠ではかつてガノンと戦った神獣:ヴァ・ナボリスというのが暴走しているらしく人々は困っているとのこと。遠くにその姿と砂煙が確認できますがとにかくでかい。ラクダのような見た目でした。

 

ゲルドの街

ゲルドの街は全面を壁に覆われた街で入り口は限られていて警備も厳重な上に男子禁制なので壁を登って忍び込んでも即座に追い出されます。どうしようもないのでひとまずカラカラバザールに戻ってもう一度人々の話を聞くと、岩の上に立っていた人から女装コス一式を受け取れました。

 

とりあえず口が見えなければバレないらしい。これを来ていると砂漠の暑さでも耐えられる効果があるらしい(全裸じゃダメなのか)。

実際この格好ならゲルドの街に入れるようです。ガバ警備すぎる。

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↑ここまでのルート

 

ゲルドの街には色々な施設や店があり、しばらく見て回って楽しみました。中には警備隊の訓練施設もあり、話を聞くと首領に何かあったようなので直接あって話を聞くことに。

↑ゲルド族の長:ルージュ かわいい。

 

シーカーストーンを持っているので自分がリンクだとわかってもらえたようで話を聞かせてもらえました。とりあえず暴れている神獣を止めに行きたいがルージュが即位してからイーガ団(あの面倒なニンジャ)に奪われたゲルド族の宝がないと神獣に近づけないのでリンクの力を見極めることも兼ねてイーガ団のアジトまで行って取り返してこいとのお達し(んな無茶な)。そんなわけでひとまずイーガ団アジトに乗り込むことに。

 

イーガ団アジト

省略します。正直イーガ団は見ただけでイラっとするので画像もないです。慈悲は無い。一ついうことがあるとすればアジト内部ではメタルギア的なかくれんぼアクションを要求されました。結局アジトに入ってから1時間ほど格闘。イーガ団ボスを倒してお宝を取り戻しました。

 

神獣:ヴァ・ナボリス

お宝は雷鳴の兜といって、電気系の攻撃を無効化することができるらしいです。ということでいよいよ神獣を解放することに。

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↑かわいい

 

砂漠では馬が使えない代わりにスナザラシという動物をジェットスキーのように利用して進みます。ルージュと二人で神獣に近づき脚を爆破。動きを止めてところで内部に潜入し仕掛けを解くことで神獣は解放されるようです。中に入るのはリンク一人。

神獣の中ではかつてヴァ・ナボリスを操っていた英傑:ウルボザ が指示出し(という名の応援)をしてくれます。しかしこの神獣は立体パズルのようになっていてとても解くのが難しく、ここで初めて詰みました。一晩寝てから再挑戦すると嘘のようにスラスラ進めたので睡眠は大事。

 

なんとかパズルを解き、全ての制御端末を起動させたと思ったその時、神獣を乗っ取っていたガノンが姿を現し戦闘に!

 

めちゃくちゃ強い。

基本的にガノンの攻撃は斧によるものですが、確1なうえに離れたところからほとんどテレポートのような挙動でジグザグに近づいて来て、目の前に現れた瞬間にはリンクは命を落としている、という感じでした。つまるところ相手の攻撃のタイミングを完全に掴んでラッシュ(敵の攻撃をタイミングよくかわすことで発動する状態,相手の動きがスローになり一方的にこちらが攻撃できる)を発動させ続けるしかないという相手でした。それまでひたすら徹底して敵との戦闘を避けるように進めて来たので当然ラッシュには慣れておらず敵の攻撃を交わしたつもりがしゃがんでいたり。しかも神獣の内部なので円筒形の地形で移動も不自由。何回かトライしてみましたが全く歯が立たず。一度外に出て武器や攻撃力を上げる薬を大量に入手して何度もトライ。

そして……

 

数時間かけて突破。おかげでかなりラッシュは鍛えられました。ありがとう雷のカースガノン、君に会えて嬉しかったよ(大嘘)。

これにより神獣:ヴァ・ナボリスは再びウルボザの管理下に置かれ、ゲルド砂漠からハイラル城に向けて謎の赤いビームを発射。ガノンを抑制できるみたいです。

↑ヴァ・ナボリス正面 かっこいい

 

また、ウルボザの怒りという能力を獲得。これは溜め攻撃のラストにウルボザさんが周囲に電撃を炸裂させるというもので、尋常じゃない火力と制圧性能を誇ります。 

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↑ウルボザの怒りイメージ

 

雷鳴の兜獲得へ

ひとまず事態は収まったのでルージュとともにゲルドの街に戻ります。そして褒美として武器をもらえましたがなぜか雷鳴の兜はもらえませんでした。どうしても欲しければゲルドの街の人のすべての悩みを解決しろとのこと。これまでの旅路で角から電撃を発生させるリザルフォスにかなり手を焼いていたので雷鳴の兜はどうしても手に入れたかったため、しばらくゲルドの街の人々のために砂漠を走り回ることに。

 

以下ダイジェスト

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↑祠チャレンジとは知らずに攻略した7人のなんちゃら像

 

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↑カプ・コケコ感ある

 

 

他にも雪山にイチゴを取りに行ったりドリアンを運ぶために砂漠を往復したり8人目の像があるとかいう妄想を確認しに行ったり魔物の群れの中を氷を担いで爆走したり人の家の壁から盗み聞きをしたり死にそうなゲルド人に酒が待っていると伝えたり(意味不明)まさに東奔西走。

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↑こんな感じ

 

途中寄り道して(画像の左上)きたの別の地域に足を踏み入れたところ偶然新たな記憶を思い出せました。

 

走り回った甲斐あり、ついに雷鳴の兜をゲット。

 

後回しにしたラネール山周辺の散策に戻ります。

 

次回に続く:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 5 - 自由帳

 

おまけ

 

↑雷鳴の兜の力

 

ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 3

はじめに(いつもの)

この記事はゼルダの伝説 Breath of the Wildを一人のオタクがプレイした記録を付けていくものです。「オープンエア」と銘打たれたこのゲームがいかに自由でプレイヤーの思うがままにnarrativeを紡いでいくことができるのかを伝えられればという思いで書いています。これを読んで少しでも興味を持って、実際にこのゲームをプレイしてもらえれば幸いですし、すでにプレイした人も、一例としてこんな進め方もあるのかと面白がってもらえればと思います。

全編ネタバレなのでご注意を。

 

本編

前回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 2 - 自由帳

 

第1回:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 1 - 自由帳

 

第2回の補足

第3回の前に前回の補足をいくつか

 

ゾーラ族

カカリコ村にたどり着く前、カカリコ村から北西に少し行ったところに湿地帯やら川やらがありましたが、その辺りでゾーラ族に、「hoge王子のところへ行ってあげて(名前は忘れました)」と声をかけられました。その辺りには水上に作られた大規模な木造の魔物の住処があり、かなり物騒でしたが弓矢やリモコンバクダンを利用して辛くも突破しましたが、その先の(ゾーラ族に示された)山へ進もうとするとその入り口にいた魔物の攻撃で即死したので完全にやる気を失い後回しにしました。まだ早かったようです。

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↑湿地帯俯瞰

 

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↑木造の魔物住処

 

第3回

出:カカリコ村 〜 ラネール参道 東口

 

双子山

ハテノ村はカカリコ村から南東の方角にあるので何れにせよ南下しなければならなかったので、完全にスルーしてしまっていた双子山の方へ向かうことに。しばらく南に行くと新しい馬宿「双子馬宿」を見つけたのでそこで一息。その辺りには野生の馬も多いのでとりあえず新しい馬を確保。ですがどれだけ遠いところに放置してある自分の馬でも馬宿を利用することで手元に召喚できるので特に意味はなかったです。またこの辺りはなぜか双子が多いらしい。

双子馬宿までくれば双子山はすぐそこ。馬宿の鍋で大量の耐寒料理とがんばりゲージを回復させる薬を用意していざ山頂アタック。

苦労して登ってみると二つに分かれた山頂にはそれぞれに祠があり、用意されていた試練も対になっていました。

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↑旅程(繰り返しになりますが当時は地図は真っ黒)

 

地図の拡張

双子山を登って満足したのでハテノ村へ向かうために東へ。ちなみに以前の記事でも書いたようにこの頃はまだ真っ暗な地図に詳細情報を追加する方法を忘れていたので双子山から見えていたこの地域の塔を華麗にスルー。地図が真っ暗なまま次の地域に向かうことに。

しばらく行くと川沿いの道に出たので魔物を倒しつつ東へ。この頃あたりからか(もしくはもう少し前から?)イーガ団とかいうニンジャのような格好をした謎の刺客に襲われるようになりました。シーカー族からガノンの陣営に寝返った者達だそうですが、正直いうと単純にウザい。しかも旅人を装って潜んでいるのでタチが悪いです。基本的に馬に乗っていないと振り切れないので渋々戦います。

さらに東へ行くとハテノ砦という場所に。そこは100年前の戦いでガーディアンをくい止めていた砦らしく、あたりには大量のガーディアンが。また、この辺りまで来たところで実際の僕の友人とこのゲームについて話し、地図を拡張する方法を思い出しました(助かった……)。というわけで一旦引き返し(実際にはワープですが)カカリコ村のある地域の地図の詳細を書き込み、さらに西の方を探索。

その後ハテノ村入り口付近まで行くと新しい塔を発見したので続けて地図を拡張。この辺りは順調でした。

ハテノ村手前には森があります。そこで魔物に襲われている人を発見したので助けてみると面白い姉妹でした。マックストリュフ(料理に使うとハートが全快し上限が一時的に増える)を探そうと奮起する姉とそれに嫌々付き合う妹でした。妹 = 有能キャラ は常識。

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チェッキー

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↑ハテノ村

ハテノ村はカカリコ村よりも随分広く、施設も多いです。染め屋なんてのもあります。ある程度の探索を終えてプルアという研究者のいる研究所(以後:pra研)を目指します。

 

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↑ハテノ村から見たpra研

ハテノ村からさらに東の丘の上にあるその研究所に行くとそこには縦笛の挿さった赤いランドセルを背負う幼女が……

この幼女が「チェッキー!!」こと、プルア(100歳オーバー正真正銘ロリBBA)でした。pra研でシーカーストーンをグレードアップし「ウツシエ」というカメラのような機能を追加。同時にかつてゼルダが撮影したと思われる12枚の写真データも復元。記憶を失っている主人公(リンク)が記憶を取り戻すきっかけになるのではないかとその写真に収められた風景を訪ねるという、水曜どうでしょう的なチャレンジが設定されました。水曜どうでしょうよろしく写真を見ただけでは全くわからないのでとりあえず後回しに。また、pra研からは東の海岸やその先の海に浮かぶ島や祠が見えましたが泳げる気がしないのでこれも後回しに。手詰まりになったのでひとまずカカリコ村へ。

 

敗走・トラウマ

カカリコ村に戻り以前から気になっていた絵描きのおじさんに話しかけるとなんと写真の場所を教えてくれるといいます。神絵師か。

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↑この右の人

写真を見せるとある1枚(大きな門のようなものが写っておりその向こうには雪山が見える)がカカリコ村からしばらく東に行ったところにある「ラネール参道 西口」(東口だったかもしれません)という場所からの景色らしく、早速向かうことに。カカリコ村は馬宿から離れているので馬を調達するのが面倒だったためにとりあえず徒歩で行きました。ラネール参道へは川沿いに、かつて整備されていたであろう崩れた道を進んで行きます。地形的に谷間で薄暗く、さらに魔物も多くかなり心細かった気がします。あのデカイの(前回参照)や両生のカメレオンのような魔物(リザルフォス)は基本的にリモコン爆弾などで気を引かせているうちにやり過ごしながら進みました。戦わないのが一番。川沿いの道を抜けると写真と同じ景色が! スポットに向かうと記憶を一つ思い出しました。

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↑記憶の中で並ぶ二人

どんな思い出かはプレイして確かめて、どうぞ。

その後東口の門を抜けてさらに東へ向かい、周辺を探索しようとしました、が、道の先に何やら見慣れないシルエット……。初めは野生動物かと思いましたがよく見るとケンタウロスのような見た目でしかも武装していました。見た目の威圧感が凄まじく慎重に、しゃがみながら、こっそりと近づいて行きました。「遠くから弓でヘッドショットを決めればなんとかなるだろう」と、かなり遠くから弓を構えたその時、逆にこちらに気づかれてしまいました。恐るべき索敵能力です。しかしこれまでの敵は一度気づかれても視線から外れてしばらく隠れていれば気のせいだったとまた離れて行くのが常だったので同じように身を潜めていましたが、何故か完全にこちらを捉え、矢を撃ってきました。しかも3本!同時に!氷の矢を!ズルイ! 氷の矢は当たれば確実に凍ってしばらく動けなくなるのでさらに追撃を許してしまいます。これはヤバいと矢が当たらないように岩山を斜線に入れるように逃げました。これで一安心と思ったその瞬間、真上から射抜かれました。ヤバすぎます。こちらの姿が見えていない状況で矢を対地誘導ミサイルのような挙動で制御し、確実に当ててくる。無理。全力で逃げました。同時に「この地方はまだ自分には早い,別の地域に行こう」と考え、始まりの場所「回生の祠」へワープ。一転し西へ向かうことに。

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↑ここまでのルート

 

次回に続く:ゼルダの伝説 Breath of the Wild のとあるプレイ記録 4 - 自由帳

 

おまけ